踊り(ロッシーニ)
ロッシーニの歌曲集「音楽の夜会」(Soirées musicales)全12曲中の第8曲で、恋人を誘って愉しく踊る様子を歌ったものです。非常に早口のイタリア語で歌われます。
Già la luna è in mezzo al mare,
mamma mia si salterà,
l'ora è bella per danzare
chi è in amor non mancherà・・・。
(訳)
さあ、月は海の真上
恋人よ、踊ろう
ダンスにはうってつけの時間だ
恋に落ちた者たちには逃せない時が・・・。
映像は1988年のもので、世界三大テノールの一人であるルチアーノ・パヴァロッティ(Luciano Pavarotti)による歌唱。ピアノ伴奏は、指揮者としても有名なジェームズ・レヴァイン(James Levine)。
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【おすすめCD】
パヴァロッティ・フォーエヴァー
2007年に逝去したパヴァロッティの追悼盤。選りすぐりの名演が収録されたベスト盤。2006年トリノ五輪開会式で歌った「誰も寝てはならぬ」等の有名オペラ・アリアや、「踊り」「オ・ソレ・ミオ」などのイタリア歌曲の名曲が揃う。
【おすすめ楽譜】
ロッシーニ歌曲集 (中声用) (声楽ライブラリー)
岡村喬生による編集。「踊り(ダンス)」ほか、「アルプスの羊飼いの娘」「誘い」「亡命者」など、ロッシーニの有名歌曲を収録。