ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

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2009年元日開局。Youtubeにあるクラシック音楽の動画・録音を紹介。1日1曲、短くて聴きやすい名曲をお楽しみ下さい。

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無言歌「ラインの歌」より“暁”(ビゼー)

 ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet, 1838-1875)はフランスのロマン主義音楽の作曲家です。オペラ音楽を中心に作曲し、特にフランス人作家ドーデの劇「アルルの女」の付随音楽や、歌劇「カルメン」が知られています。
 一方ビゼーはピアノの名手でもあり、その腕前は、「ピアノの魔術師」と呼ばれ当時最高のピアニストだったフランツ・リストですら舌を巻くほどでした。しかしビゼーはオペラ作曲家としての成功を目標にしていたので、ピアニストになることを潔しとせず、ピアノのための曲をあまり前面に押し出すこともありませんでした。

 本日お送りする「ラインの歌」(Chants du Rhin)は、ビゼーが歌劇の合間に作曲した数少ないピアノ曲の1つです。1865年の作品で、「暁」(L'Aurore)、「出発」(Le Depart)など、ライン川の情景から発想を得た6曲から成る連作です。ビゼー自身によって「無言歌」という副題がつけられている通り、歌詞はなくとも歌のような、爽やかな情感溢れる曲です。

 映像は、ベルギーの若き俊英ピアニスト、ピーテル・ファンホーフ(Peter Vanhove)による第1曲「暁」の演奏の録音です。

 

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【おすすめCD】
 ラインの歌~ビゼー&フォーレ:ピアノ作品集(試聴可能)
 チュニジア生れのフランスのピアニスト、 ジャン=マルク・ルイサダのソロCD。ビゼーの「ラインの歌」及びフォーレの「6つのノクターン」を収録。

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by asapykadan | 2009-03-08 15:41 | 独奏曲