カノン(パッヘルベル)
最も有名なカノンの曲は、バロック期中頃のドイツの作曲家でオルガン奏者でもあったヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel, 1653-1706)が1680年頃に作曲した作品です。「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」の第1曲で、3つのパートが全く同じ旋律を追唱し、それに伴奏が付けられています。
この曲は、「パッヘルベルのカノン」の名で現在もなお広く親しまれています。パッヘルベルの作品のうち最も有名な、そして一般に知られている唯一の作品です。クラシック音楽の入門曲として取り上げられるほか、様々な場においてBGMとして使用されることも多く、誰でも一度は聴いたことのある曲でしょう。
映像は、「Voices of Music」というグループによる、古楽器を用いた演奏の模様です。テンポがやや速めですが、落ち着きある音色のきっちりとした演奏です。
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【おすすめCD】
パッヘルベルのカノン / オン・パレード
CD1枚全てが「パッヘルベルのカノン」! 弦楽演奏や管楽器演奏、伝統的クラシック音楽もあればポピュラー音楽まで、とにかく様々な演奏者・編曲によるパッヘルベルのカノンを11曲収録。この曲が好きでたまらない人におすすめの1枚。
【おすすめ楽譜】
NO.97 パッヘルベル カノン ニ長調
スコア(総譜)。
ピアノピースー448 パッヘルベルのカノン《楽譜》
パッヘルベルのカノンをピアノで弾いてみたい人のための楽譜。初~中級者用に編曲されているので簡単に弾けます。