ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

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2009年元日開局。Youtubeにあるクラシック音楽の動画・録音を紹介。1日1曲、短くて聴きやすい名曲をお楽しみ下さい。

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歌劇「エジプトのジュリアス・シーザー」より“この胸に息のある限り”(ヘンデル)

 「エジプトのジュリアス・シーザー」(Giulio Cesare in Egitto)は、ドイツ生まれでイギリスに帰化した作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(Georg Friedrich Händel 1685-1759)の歌劇作品です。1724年にロンドンにて初演されました。
 紀元前48年のエジプトのアレクサンドリアを舞台とし、全3幕から成ります。エジプトに遠征したローマの将軍ジュリアス・シーザーはクレオパトラと恋に落ちますが、クレオパトラの弟であるエジプト王トローメオは、邪魔な二人を倒そうとします。一方、トローメオに殺されたポンペイウスの妻コルネリアとその息子セクストゥスは、復讐の機会を狙っていましたがついに仇討ちを成し遂げます。クレオパトラはシーザーとめでたく結ばれ、エジプト女王となります。
 詳細な登場人物・あらすじ等はこちらを参照。

 2009年1月5日の記事では、このオペラの第1幕のアリア「抜け目のない狩人は」(Va tacito e nascosto)をご紹介しました。本日は、第3幕のアリア「この胸に息のある限り」(Piangero la sorte mia)をお送りします。
 弟のエジプト王によって幽閉の身となったクレオパトラが、シーザーが死んだと聞かされて(実は生きていたが)、悲しみに打ちひしがれて歌うアリアです。
Piangerò la sorte mia,
sì crudele e tanto ria
finchè vita in petto avrò.
 この胸に息のある限り
 かくも苛酷な、非情な運命に泣き続けることでしょう
Ma poi morta, d’ogni intorno
il tiranno notte e giorno,
fatta spettro, agiterò.
 でも、死んでから後、昼夜問わずあの暴君につきまとい、
 怨霊を送りつけて脅かしてやりましょう

 映像は、チェコスロバキア出身の著名なメゾソプラノ歌手マグダレーナ・コジェナー(Magdalena Kožená'、1973年-)による歌唱の録音です。非常に豊かな美しい声です。

   

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by asapykadan | 2009-07-04 17:15 | オペラ・アリア