ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

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2009年元日開局。Youtubeにあるクラシック音楽の動画・録音を紹介。1日1曲、短くて聴きやすい名曲をお楽しみ下さい。

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歌劇「連隊の娘」より“さようなら”(ドニゼッティ)

 歌劇「連隊の娘」(伊:La Figlia del Reggimento)は、イタリアのオペラ作曲家、ガエターノ・ドニゼッティ(Gaetano Donizetti, 1797~1848)の作品です。1840年にパリにて初演されました。フランス語版とイタリア語版があり、どちらもよく演奏されます。
 全2幕から成るこのオペラの舞台は、1815年の、ナポレオン戦争当時のスイス・チロル地方及びフランス・パリです。フランス軍の連隊の酒保で働く孤児マリーは、自分の命の恩人である若者トニオと愛し合います。途中で二人は別れ別れになりますが、最後にめでたく結ばれます。
 詳細なあらすじ・登場人物はこちら
 
 2009年1月17日記事では、第1幕にてトニオが歌うアリア「僕にとっては何という幸運」(Amici miei che allegro giorno)をお送りしました。本日は、マリーの歌う第1幕のアリア「さようなら」(Convien Partir)をお送りします。
 連隊の男たちに育てられ、トニオと婚約したマリーが、彼らと離れ、伯母(実は母親)であるベルケンフィールド侯爵夫人の屋敷に引き取られる際に歌う、別れの歌です。コメディ仕立てのドラマに盛り込まれた一滴の涙とも言える歌です。
Convien partir,
o miei compagni d'arme;
e d'ora in poi lontan da voi fuggir.
Ma per pietà
celate a me quel pianto:
ah! il vostro core per me
è supremo incanto...
Convien partir, ah!.
Per pietà celate il pianto addio,
addio, convien partir.
Convien partir・・・!
 さようなら!なつかしい方々、
 私はみなさんと遠く離れて暮らさなければなりません。
 私の悲しみを思って隠そうとする涙を隠さないで。
 その涙はこの別れの時を思い出させるでしょうから。
 さようなら、さようなら、みなさん、さようなら・・・。

 映像は、20世紀最高のソプラノ歌手と言われたマリア・カラス(Maria Callas、1923-1977)による、イタリア語による歌唱の録音です。

 

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 ミラノ・スカラ座による全幕公演を収録したDVD。
 ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」
 全曲収録のCD。コンティ指揮。
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 マリア・カラスの歌ったオペラ・アリアを100曲収録した6枚組CD。「連隊の娘」ほか、「蝶々夫人」「カルメン」「セビリャの理髪師」など。
 La figlia del reggimento (1997 - Remaster): Convien partir (Act I)(試聴可能)
 MP3ダウンロード。マリア・カラスの歌唱の録音。

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by asapykadan | 2009-07-22 20:59 | オペラ・アリア