ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

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2009年元日開局。Youtubeにあるクラシック音楽の動画・録音を紹介。1日1曲、短くて聴きやすい名曲をお楽しみ下さい。

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鐘が鳴ります(山田耕筰)

 本日は、日本歌曲「鐘が鳴ります」をお送りします。

 北原白秋(1885-1942)&山田耕筰(1886-1965)の名コンビによる作詞・作曲で、1923(大正12)年の作品です。夕暮れ時、恋しい女性が現れないのを切なく待っている気持ちを、日本民謡的なゆっくりした旋律で歌い上げています。
鐘が鳴ります
かやの木山に
山は寒空
遠茜(とおあかね)

一つ星さえ
ちらつくものを
なぜにちらりとも
出て見えぬ

 映像は2009年5月のもので、テノール歌手・志摩大喜さんによる歌唱です。

    
 

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【おすすめCD】
 この道~山田耕作作品集
 日本歌曲に積極的に取り組んできたソプラノ歌手・藍川由美による山田耕筰歌曲集。山田自身が校訂・解説した1950年版の楽譜を元に、1曲ごとに原譜に立ち返って歌い方を再検討した。一聴すると違う作品かと思えるほどである。作品の真の姿を知るには欠かせないアルバム。
 「鐘が鳴ります」の解説には、「この曲の演奏については、作曲者の持論『上昇する時に多く漸弱を用い、下降する時に多く漸強をとる【日本的歌唱法】』を念頭に置く必要がある。彼の校正用『春秋社版旧全集』における訂正加筆もこの観点から行われており…“なぜにちらりとも”の“な”を伸ばす歌い方は、彼のいう【日本的歌唱法】に反する」とある。
【おすすめ楽譜】
 最新日本歌曲選集 山田耕作歌曲集(1) (最新・日本歌曲選集)
 「鐘が鳴ります」ほか、「からたちの花」「かやの木山の」「砂山」など、山田耕筰の有名歌曲を収録した楽譜。

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by asapykadan | 2010-01-16 15:17 | 日本歌曲