ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

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2009年元日開局。Youtubeにあるクラシック音楽の動画・録音を紹介。1日1曲、短くて聴きやすい名曲をお楽しみ下さい。

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 ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Rossini, 1792-1868)はイタリアの作曲家です。生涯に39の歌劇(オペラ)を作曲しましたが、現在でも頻繁に上演される人気作の一つが「セビリア(セビリャ)の理髪師」(Il Barbiere di Siviglia)です。1816年にローマにて初演されました。
 
 舞台はスペインのセビリアで、青年貴族アルマヴィーヴァ伯爵が理髪師のフィガロの助けを借りて、ドタバタ騒動を繰り広げつつ、最後に恋人ロジーナを手に入れてめでたく結婚するという喜劇です。全2幕から成り、全幕上映時間は約2時間40分です。
 詳細なあらすじ・登場人物はこちらを参照
 2009年1月24日記事では第1幕第2場におけるアリア「今の歌声は」をお送りしました。本日は、第1幕第1場のアリア「私は町の何でも屋」(Largo al factotum)をお送りします。ロジーナに恋い焦がれるアルマヴィーヴァ伯爵の下に理髪師のフィガロが現れ、「俺はヒゲも剃るが、恋のお手伝いもする町の何でも屋。何でもござい!」と明るく歌います。非常に早口のイタリア語による、喜劇にふさわしい陽気な歌です。
La, ran, la, lera…
Largo al factotum della città.
Presto a bottega che l'alba è già.
Ah, che bel vivere, che bel piacere, che bel piacere
per un barbiere di qualità, di qualità!
 ラ、ラン、ラ、レーラ・・・
 町の何でも屋に道を開けろ
 店に急ぐんだよ、もう夜が明けちまった
 ああ、素敵な生活、素敵な楽しみ
 なんたって、腕っこきの床屋なんだからな!
Ah, bravo Figaro!
Bravo, bravissimo!
Fortunatissimo per verità!
Pronto a far tutto,
la notte e il giorno
sempre d'intorno in giro sta.
Miglior cuccagna per un barbiere,
vita più nobile, no, non si da….
 ああ、腕っこきのフィガロ!
 ブラーヴォ、ブラヴィッシモ!
 まったくもって幸せの極みだ!
 何でも屋は、夜も昼も、御用聞きに辺りを回る
 床屋に取っちゃ、この世は極楽
 もっと高貴な生活なんてこちらから願い下げだ・・・。
 (以下略)

 映像は、米国生まれのバリトン歌手トーマス・ハンプソン(Thomas Hampson, 1955-)による歌唱です。

 

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【おすすめ!】
ジョアキーノ・ロッシーニ:「セビリャの理髪師」全曲(2008年 日本語字幕付) [DVD]
 アントニーノ・フォリアーニ指揮、フェニーチェ歌劇場合唱団&管弦楽団による。
ロッシーニ:セビリャの理髪師[CD]
 クラウディオ・アバド指揮、ロンドン交響楽団。1971年収録。
ある晴れた日に~誰も寝てはならぬ/珠玉のオペラ・アリア集[CD](試聴可能)
 「私は町の何でも屋」ほか、「《蝶々夫人》ある晴れた日に」「《カルメン》ハバネラ」など、一度はどこかで聴いたことのある有名なオペラアリアを16曲収録。
Arias for Baritone: G. Schirmer Opera Anthology
 バリトン用のオペラアリア楽譜。“私は町の何でも屋”ほか、「カルメン」の“闘牛士の歌”、「タンホイザー」の“夕星の歌”などを収録。

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by asapykadan | 2010-08-01 15:27 | オペラ・アリア