ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

meikyoku.exblog.jp

2009年元日開局。Youtubeにあるクラシック音楽の動画・録音を紹介。1日1曲、短くて聴きやすい名曲をお楽しみ下さい。

ブログトップ

<   2011年 11月 ( 1 )   > この月の画像一覧

 ドイツの作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven、1770-1827)は、クラシック音楽史上の重要な作曲家で、別名「楽聖」とも呼ばれています。

 本日は、彼の作品「ピアノ協奏曲第5番変ホ長調(作品73)」をお送りいたします。
 この曲はナポレオンがウィーンを占領し、ウィーン中が混乱に陥った1809年頃に作曲が開始されたと言われています。1811年11月、ライプツィヒのゲヴァントハウスで初演されました。
 全3楽章から成り、演奏時間は約40分です。古今の数多のピアノ協奏曲の中でも最高峰とされる、雄大で威風堂々とした曲です。
 ただし「皇帝」というタイトルは、ベートーヴェン自身が付けたものではなく、特定の皇帝を意味するものでもありません。皇帝と呼ばれるのにふさわしい規模・内容の曲であることから連想されたとも言われていますが、本国ドイツではあまり使われないタイトルだそうです。
 

 映像は、第1楽章の演奏(約20分)です。冒頭の壮大なカデンツァ(ピアノ独奏部)部分が特徴で、第1楽章のみならず、協奏曲全体を統一しています。それに続くオーケストラによる第一主題は、曲中何度か繰り返され、力強く印象的な旋律です。
 ピアノ独奏はポーランドのピアニスト、クリスティアン・ツィマーマン(Krystian Zimerman、1956-)。指揮はユダヤ系アメリカ人のレナード・バーンスタイン (Leonard Bernstein, 1918-1990)、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏です。
 古典的名曲を、実に生き生きと演奏しています。古い曲でも本当に優れた曲は、いつの時代でも新鮮な息を吹き込まれて聴衆の心を打つものだと思わせられる名演です。
 3つの映像を続けてご覧下さい。

 
 
 

 ※今日の曲が気に入ったら投票!願います。
【おすすめCD】
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番&第5番(試聴可能)
 ピアノ独奏はクリスティアン・ツィマーマン。バーンスタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。
【おすすめ楽譜】
 ベートーベン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」変ホ長調 作品73 (Zen‐on score)
 スコア(総譜)。諸井三郎による解説。
 ベートーベンピアノ協奏曲第5番皇帝 全音ピアノライブラリー
 ピアノ独奏者用の楽譜。

[PR]
by asapykadan | 2011-11-27 21:59 | 協奏曲