ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

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ピアノ協奏曲第3番~第3楽章(プロコフィエフ)

 セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Prokofiev、1891-1953)はロシア人の作曲家です。帝政ロシア領だったウクライナに生まれ、革命後、シベリア・日本を経由して渡米、さらにパリに移住。20年近い海外生活の後、1930年代後半にソビエトへ帰国し、社会主義国ソビエトを代表する作曲家となりました。
 交響曲、協奏曲、ピアノ曲、声楽曲、オペラなどあらゆるジャンルの作品を残しました。特に自身が優れたピアニストであったため、多くのピアノ作品があります。

 本日は彼の数あるピアノ曲のうち、最も人気ある作品の一つ「ピアノ協奏曲第3番」をお送りします。
 この曲は1921年にシカゴで初演されました。要所要所に情熱的なフレーズ、不協和音等の個性的な表現が多く織り込まれた、大変活気あふれる曲です。また、オーケストラは単なる伴奏に留まりません。特に第3楽章はピアノとオーケストラとの掛け合いが見事で、プロコフィエフ本人は「独奏者とオーケストラの“討論”」と呼んでいるほどです。
 なお日本では、プロコフィエフが亡命途上の日本滞在中に聞き覚えた『越後獅子』の旋律を第3楽章に流用したと言い伝えられています。この説は誤りのようですが、この曲の原型は1918年の日本滞在中に構想されました。

 映像は、アルゼンチンのピアニスト、マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich) が1967年に第3楽章を演奏したものの録音です。

 

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 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番(試聴可能)
 マルタ・アルゲリッチの演奏による、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番及びラヴェルのピアノ協奏曲を収録したCD。クラウディオ・アバド指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団。
 プロコフィエフ: ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 Op.26/ブージー & ホークス社中型スコア

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by asapykadan | 2009-02-06 22:50 | 協奏曲