ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

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2009年元日開局。Youtubeにあるクラシック音楽の動画・録音を紹介。1日1曲、短くて聴きやすい名曲をお楽しみ下さい。

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大学祝典序曲(ブラームス)

 ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms, 1833-1897)は、19世紀ドイツの作曲家です。バッハ、ベートーヴェンと並びドイツ音楽の「三大B」と称される一人です。
 ブラームスはベートーヴェンを深く崇敬しており、多くの人がベートーヴェンの後継者とみなしています。彼の交響曲第1番は、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」と極めてよく似ています。
 ブラームスの作風はほぼロマン派に分類されますが、古典主義的な形式美を尊重する傾向も強くありました。交響曲、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、室内楽曲、ピアノ独奏曲、歌曲、合唱曲など幾多のジャンルの作品を遺しましたが、歌劇を書くことはなく、19世紀に流行した交響詩も一切作りませんでした。

 本日は、ブラームスの幾多の作品のうち管弦楽曲の「大学祝典序曲」(独:Akademische Festouvertüre, 英:Academic Festival Overture)をお送りします。
 1879年に当時のドイツ領にあったブレスラウ大学(現:ポーランド国立ヴロツワフ大学)から名誉博士号を授与されたブラームスが、その返礼として作曲したものです。1881年1月に、ブレスラウのオーケストラ協会を作曲者ブラームス自身が指揮して初演されました。
 "Wir hatten gebauet ein stattliches Haus"(僕らは立派な学び舎を建てた)など4曲の学生歌を引用し、それと自作主題とを有機的につなぎ合わせて構成されています。陽気で明るい、洗練された曲に仕上がっています。

 映像は、ハンガリーのドナウ交響楽団(Danubia Symphonic Orchestra)による演奏の模様です。指揮者は東欧を中心に活動中のドモンコシュ・ヘーヤ(Domonkos Héja)。

 

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 ブラームス 大学祝典序曲 作品80 (オイレンブルク・スコア)
 「大学祝典序曲」のスコア(総譜)。

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by asapykadan | 2009-03-22 21:12 | 管弦楽曲