ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

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バイオリン協奏曲 ニ短調~第1楽章(ハチャトゥリアン)

 アラム・ハチャトゥリアン(Арам Хачатурян, Aram Khachaturian, 1903-1978)は、ソビエト連邦の作曲家・指揮者です。グルジアの首都トビリシに生まれたアルメニア人で、モスクワ音楽院で学びました。ソビエト作曲家連盟の中心的存在として活躍し、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチと共に「ソビエト3巨匠の一人」とされる偉大な音楽家です。
 グルジア出身者として、アルメニア・アゼルバイジャン・グルジアなどカフカス地方の民族色あふれる大胆で強烈な曲を多数作曲しました。民族音楽のメロディと旋律を、クラシック音楽の古典的な技法と融合させたのです。
 日本では、バレエ組曲「ガイーヌ」(1942年作)のハイライト部分である「剣の舞」が特によく知られています。

 本日は彼の数多の作品のうち、作曲家としての名声を確立することとなった「バイオリン協奏曲 ニ短調」をお送りします。
 アルメニア民族音楽の採譜を基にして作曲され、バイオリニストのダヴィッド・オイストラフに献呈されました。1940年、オイストラフのバイオリン独奏によりモスクワにて初演。日本初演は1963年、レオニード・コーガンのバイオリン独奏、読売日本交響楽団の演奏により、ハチャトゥリアン自身の指揮で行われました。

 映像は、全3楽章のうち、第1楽章の演奏の録音です。曲を献呈されたオイストラフのバイオリン独奏と、ハチャトゥリアン本人の指揮とで1954年に演奏された歴史的な録音です。哀愁漂う民族音楽的な第1主題と、展開部のソロバイオリンの長いカデンツァ(独奏楽器がオーケストラ伴奏なしに自由に即興的な演奏をする部分)が聴き所です。
 ↓上が第1楽章前半、下が後半。
 
 

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【おすすめ!】
 ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ショスタコーヴィッチ:ヴァイオリン協奏曲第1番
 アルメニア国立フィルハーモニー管弦楽団による演奏を収録したCD。バイオリン独奏は、アルメニア系カナダ人の父と日本人の母を持つカテリーナ・マヌーキアン。
 スコア ハチャトゥリャン ヴァイオリン協奏曲 (Zen‐on score)
 スコア(総譜)。
 ハチャトゥリャン ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(violin library)
  作曲者によるピアノ伴奏版楽譜。

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by asapykadan | 2009-03-26 21:03 | 協奏曲