ブログ番組「クラシック名曲アルバム」

meikyoku.exblog.jp

2009年元日開局。Youtubeにあるクラシック音楽の動画・録音を紹介。1日1曲、短くて聴きやすい名曲をお楽しみ下さい。

ブログトップ

歌劇「リナルド」より“私を泣かせて下さい”(ヘンデル)

 歌劇「リナルド」(Rinaldo)は、ドイツ出身のイギリスの音楽家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(Georg Friedrich Händel, 1685-1759)のオペラ作品です。ヘンデルがイギリスに渡ってから最初に発表したイタリア語オペラであり、1711年に初演されました。
 トルクァート・タッソによる11世紀のエルサレムを舞台にした叙事詩「解放されたエルサレム」を原作とします。主人公のリナルドは、エルサレムを征服した第1回十字軍の英雄です。
 詳細なあらすじ・登場人物はこちら

 本日は、全3幕から成るこのオペラのうち、最も有名なアリア「私を泣かせて下さい」(Lascia ch'io pianga)をお送りします。第1幕において、リナルドの恋人アルミレーナがイスラム軍側の魔女アルミーダに捕らえられ、敵軍の王アルガンテに求愛されますが、愛するリナルドへの貞節を守るため「苛酷な運命に涙を流しましょう」と歌うアリアです。悲しみに満ちていますが、ヘンデル独特の伸びやかさも併せ持った歌です。
 ヘンデル作のアリアの中でも非常に有名な曲であり、単独の歌曲としてもよく歌われます。
Lascia ch'io pianga la dura sorte
e che sospiri la libertà.
 過酷な運命に涙を流し、
 自由に憧れるままにさせて下さい。
Il duol infranga queste ritorte
de' miei martiri sol per pietà.
 お慈悲ですから、私の苦しみの鎖が
 悲しみそのものによって打ち壊されますように!

 映像は、フランス人のカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキー(Philippe Jaroussky, 1978-)による情感たっぷり(やや過剰?)な歌唱です。

 
 
※今日の曲が気に入ったら投票!願います。
【おすすめ!】
 ヘンデル:リナルド(全曲)(試聴可能)
 「リナルド」全曲録音のCD。リナルド役はカウンター・テナーのダニエル・ダニエルズ、アルミレーナ役はイタリアの人気メゾソプラノ歌手チェチーリア・バルトリ。
 ソプラニスタ
 世界に3人しかいない、男性のソプラノ歌手「ソプラニスタ」岡本知高のソロCD。「私を泣かせて下さい」ほか、「今の歌声は」「アヴェ・マリア」などの世界の歌曲・オペラアリアを歌う。
 ヘンデルアリア選集(1) オペラ編
 ヘンデルのオペラから有名なアリアを抜粋した楽譜。「私を泣かせて下さい」など36曲。

[PR]
by asapykadan | 2009-05-24 22:38 | オペラ・アリア